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爆走兄弟レッツ&ゴー!!MIX 第二十八巻
 <1998/04/14 21:33:02 〜 1998/04/15 21:47:41>


 爆走兄弟レッツ&ゴー!!MIXは、みなさまが作るドラマ! 最新のお話が読みたい方は、是非ご参加くださいね! Let's&Go(^^)!!

二十七巻 二十九巻


04/14 21:33:02「兄貴はただ年下のガキにまんべんなく優しいだけなんだよっ!!気に入ってなんかねー!!」
04/14 23:00:21ミハエル「やきもちだね、豪くん」
04/14 23:06:23ミナミ「ギロリ・・・(ミハエルを睨む)」
04/14 23:37:42「豪!ゴールはもうすぐだ!すぐに追い付くから、お前も気を抜くな!...決めてやろうぜ!1、2フィニッシュ!」
04/14 23:38:18「ああ!信じてるぜ、烈兄貴!」
04/14 23:41:32ミハエル「なんで睨むの? ミナミちゃん」
04/15 00:52:19ミナミ「決まってるでしょ、私、ホ○って嫌いなの。」
04/15 01:33:28ミハエル「○モだなんてっ!! ただボクは烈くんと豪くんが大好きなだけだよ!!」
04/15 02:28:13ミナミ「(それって一緒じゃない・・・・・)ジロリ。」
04/15 02:39:09烈矢「負けない・・・絶対に・・・負けるもんか!」
04/15 02:41:19豪樹「(そうだ・・・烈矢、頑張れ!)」
04/15 02:42:28烈矢「行け・・・Z−3!!プラズマジェット!!!」
04/15 02:44:21ミニ四ファイター「な、何と!!ここで烈矢君がマグナムとソニックを吹っ飛ばし、トップに躍りでた!!」
04/15 02:44:49「ソ、ソニック!」
04/15 02:45:11「マグナム!!!」
04/15 02:47:01カルロ「・・・これであの2台はしばらく走れねーな。でも、あのガキ・・・かなり手を抜いてやがるな。豪樹って奴も・・・」
04/15 03:30:07ミハエル「珍しくカルロがまともな事言ってる・・・」
04/15 07:16:13カルロ「おめぇに言われたかねーぜ…。」
04/15 07:20:21ナレーション「無残な姿をさらすソニック、マグナム。駆け寄る烈と豪。」
04/15 07:22:37「ソニック…!何て事だ!(キッと烈矢を睨み)烈矢くん!君はこんなレースしてて平気なの!?」
04/15 07:25:04豪樹「どういうつもりなんだ烈矢!これは疾さを競うレースだ!バトルレースじゃないんだぞ!」
04/15 07:41:48烈矢「甘いね…兄貴も、そいつらもさ。これが父さんが俺に教えてくれたミニ四駆さ!そして、これこそが真の勝利へと続く道なんだよ!」
04/15 07:45:21「あいつ、やっぱり狙ってやがったのか!烈兄貴、ソニックの具合は?まだ走れるか?」
04/15 07:59:49一文字博士「コー…ホー……(←呼吸音)(そうだ、それでいい。烈矢)」
04/15 08:06:39土屋博士「(心の中の声)一文字君、君はこんなレースをさせるために、息子さん達にあのマシンを与えたのか…?」
04/15 08:22:01「よし!これで修理完了だ!豪、マグナムは?」
04/15 08:23:39「こっちもオッケーだ!でも、だいぶ離されちまったな…追いつけねぇかも…。」
04/15 08:26:34「(険しい眼差しで前方を見据えて)あきらめるな豪!僕は負けない!いや、負けるわけにはいかない!「烈」の名にかけても、このレース、勝ってみせる!」
04/15 09:13:09「そ、そうだったな…良し!こっからが本当の勝負だ!行こう烈兄貴!」
04/15 09:13:58烈矢「ふっ、勝つのは・・・俺一人だ!」
04/15 09:15:21豪樹「烈矢…!お前、分かってくれたんじゃなかったのか!」
04/15 09:24:31烈矢「勝ち残ったものだけがゴールを許される・・・それがレースだ」
04/15 09:31:51「何がレースだ!そんなもの認めねえ、絶対俺は認めねえ!」
04/15 09:39:55烈矢「兄貴が認めようと認めまいと、それが真実なのさ!(マックスブレイカーにアタックをかけるZ−3!)」
04/15 09:54:15豪樹「くっ、烈矢!(エアロバリアでしのぐ)」
04/15 09:54:54「烈矢君、君はミニ四駆をやってて楽しいかい?」
04/15 09:55:26烈矢「な、何?楽しいだと・・・笑わせるな!」
04/15 09:55:52「そうか・・・よし、わかった。勝負だ烈矢君!」
04/15 09:56:41「どうしたんだよ烈兄貴!?あんな奴の走りを認めるのか?」
04/15 09:57:31「これはレースだ。豪、お前はやめるのか?」
04/15 09:58:03「じょ、冗談じゃねえぜ!誰がするか!」
04/15 09:59:22「じゃあ決まりだ。いくぞ豪!!」
04/15 10:09:39ブレット「そろそろ決着がつきそうだな…。」
04/15 10:11:52カルロ「あの烈矢とかいうガキ、結構面白い走りをするぜ…ルキノより役に立つかもな…フッ。」
04/15 10:13:06「でも、烈矢くん、何か悲しそうに見える…リョウ君、そう思わない?」
04/15 10:15:17リョウ「あいつは何のために走っているんだ…一体…。」
04/15 10:27:58烈矢「まとめてかかって来な!圧倒的な力の前には、お前達の安っぽい「ミニ四魂」なんて無意味だって事を、俺が教えてやる!」
04/15 10:30:07ナレーション「烈矢の叫びに呼応して、Z−3が獣の如く吼える!」
04/15 12:12:33豪樹「烈矢!!」
04/15 12:14:13「圧倒的な力だって!?ミニ四駆は力がすべてじゃないんだ!」
04/15 12:15:50ミハエル「ごめんミナミちゃん、僕そういう意味で言ったわけじゃないんだ(”やきもちの発言”)」
04/15 12:18:24「そうだ!プラズマだかプリズムだかしんねぇけどそんな奴には負けねぇぜ!」
04/15 12:35:14「行くぞ!豪!!」
04/15 12:50:51豪樹「へへんだ、マックスブレイカーの世界一の走りを見せてやる」
04/15 13:10:40烈矢「これを見てもそんな余裕の表情してられるかな…兄貴。Z−3!プラズマバースト!」
04/15 13:14:01ナレーション「Z−3の先端部から発したプラズマが徐々に大きくなり、マシン全体を包み込む。そしてそこから無数の青白いプラズマ弾が四方八方に飛び散る!何とかこれをかわす烈、豪、豪樹」
04/15 13:15:30「くそっ!これじゃあいつのマシンに近付けねぇ!」
04/15 13:17:30ブレット「やはりお前の言葉の通り、レツヤは本気を出していなかった様だな…カルロ。」
04/15 13:22:11藤吉「それにしても何てパワーでげす!?ここに来てまだあんな余力が残ってるなんて!」
04/15 13:24:21烈矢「兄貴たちが前半、調子にのって前に出てくれたお蔭で、バッテリーを温存できたよ。一応、礼を言っとくよ…フフフ…ハハハハハ!」
04/15 13:28:45豪樹「烈矢・・・・お前」
04/15 13:37:54烈矢「兄貴の協力が無かったら、この技は出せなかった…持つべきものは兄弟だね…(豪樹を見る。勝ち誇った様な薄ら笑い)」
04/15 13:52:34「烈矢くん!君は豪樹くんの気持ちを裏切ったのか!?」
04/15 13:56:54烈矢「黙れ!父さんの最高傑作は兄貴のZ−2じゃない!俺のZ−3だ!父さんは俺を認めてくれたんだ!だから俺達は絶対に負けない!兄貴にも…そして烈、豪!お前らにも!」
04/15 14:09:41ナレーション「Z−3のプラズマ弾が乱舞して石を砕き地を削る。まるで烈矢の心に吹きすさぶ嵐の様に…」
04/15 14:32:53「どうする烈兄貴?このままじゃ勝負になんねぇ!一気にブチ抜くか?」
04/15 14:35:24「無理だ…無闇に突っ込んでも、あのプラズマに巻き込まれて、さっきの二の舞だ。いやむしろ、さっきのよりパワーが強力なだけに、今度はリタイヤ確実…。」
04/15 14:37:50「だけどこのまま逃げ回ってても、レースには勝てねぇ!」
04/15 14:39:48「落ち着け豪。いくらZ−3のバッテリーに余力があると言っても、あれだけのプラズマをそう長時間は放出出来ないはず…プラズマが消えた時、一気に勝負をかける!」
04/15 14:41:27烈矢「ふふ、それはどうかな?」
04/15 14:58:23豪樹「烈矢、もうやめるんだ!こんな走り、お前には似合わない!父さんも喜びやしない!」
04/15 15:09:04烈矢「兄貴は少し黙っててよ…俺は今、こいつらと話、してるんだからさ!(Z−3のプラズマ弾がマックスブレイカーを襲う!)」
04/15 15:26:41豪樹「くっ!マックス!エアロバリ…」
04/15 15:27:28「逃げろ豪樹!間に合わねぇ!」
04/15 15:29:39豪樹「何っ!?(閃光に包まれるマックスブレイカー。直撃か?)」
04/15 15:30:27「豪樹くん!」
04/15 15:33:19ミニ四ファイター「ここで豪樹くんリタイヤか?」
04/15 15:35:10豪樹「負けるかああああああああああーーーーーっっっっ!!!」
04/15 16:02:42ナレーション「もうもうと立ち上がる土煙の中から力強いモーター音を響かせ、飛び出すマックスブレイカー!」
04/15 16:03:34「無事だったのか!豪樹!」
04/15 16:05:09豪樹「どうにか…でも危ねぇトコだったぜ。かわすのが後1秒遅れてたら、今頃マックスは黒こげだ。」
04/15 16:08:03烈矢「ふん…しぶといね兄貴。でも所詮、最後に勝つのが俺って事実には変わりない。兄貴達のマシンは全部つぶれる運命にあるのさ。それがちょっと遅くなるだけの事…あんまり喜ぶのはどうかと思うよ。」
04/15 16:23:31カイ「レイ…あの烈矢くんという少年、昔の僕らに似ていませんか…?」
04/15 16:26:02レイ「「昔の」だと…ふん…確かにふぬけた走りで満足している今のお前にとっては「昔」だろうな。だが俺は違う…俺は…お前とは違う!」
04/15 16:27:37カイ「アナタにも分かっているはず…SGJC決勝で彼等と対戦して、僕らが得た、かけがえのないモノが。」
04/15 16:29:21レイ「聞く耳、持たんな…(だがその横顔は少し淋しげ)」
04/15 16:49:04ナレーション「その時、Z−3を覆っていたプラズマ光が2、3度明滅してスッと消えた。」
04/15 16:49:54「プラズマが…チャンスだ烈兄貴!」
04/15 16:50:39「(表情を変えずに)おかしい…」
04/15 16:51:43「どうしたんだ!?プラズマが消えたら一気に行くんだろ!今しかねぇよ!」
04/15 16:53:05「上手く言えない…けど、何か引っかかるんだ。豪、ここは様子を見よう。」
04/15 16:54:24「そんな事言ってたら烈矢に負けちまう!どうしたんだよ!臆病風にでも吹かれたのか!?」
04/15 16:55:55「そんなんじゃない!ただ…烈矢くんは僕達を誘っている…そんな気がするんだ。」
04/15 16:58:24豪樹「俺もお前の兄貴の意見に賛成だ!烈矢は相手に止めをささずにゴールさせる様なマヌケな真似はしない!絶対何か考えてる!」
04/15 17:01:19「だけど…もうゴールまで距離もあんまりねぇ!ここで行かなきゃ、みすみす勝ちをくれてやる事になりかねねぇ!」
04/15 17:03:16「大丈夫だ豪!僕の見た所、まだ抜きどころは充分残ってる。心配無用だ。」
04/15 17:05:40豪樹「勝負ってのは最後まであきらめないもんだぜ。いくぞエアロバリア、チャージ!!」
04/15 17:08:46「豪、勝負をかけるぞ」
04/15 17:10:03「何だよ烈兄貴、急に」
04/15 17:10:52「マグナムは今、ダイナマイトじゃなくてトルネード仕様のセッティングだったな」
04/15 17:19:12「あぁそうだけど・・・」
04/15 17:19:44「豪、お前マックスストームにマグナムトルネードで突っ込む勇気はあるか?」
04/15 17:20:22「ああ、なんとかな。」
04/15 17:22:10「なんとか?やめてもいいんだぞ」
04/15 17:25:01「生憎と勇気ってのは人一倍有るんだ…それは烈兄貴が一番良く知ってるはずだぜ」
04/15 17:27:14烈矢「ふん、どんなこざかしい真似をしようとプラズマで終わりにしてやる!」
04/15 17:30:28「(にこりと笑みで返す)」
04/15 17:31:51烈矢「余裕のつもりかい…後で泣きを見たって同情してやんないぜ」
04/15 17:37:52ミニ四ファイター「残りのコースはロングストレートの後に高速コーナーだ!そしてその後には栄光のゴールが待っているぞ!!」
04/15 17:43:08リョウ「4人の目付きが変わった…!あいつら、勝負をかける気だ!」
04/15 17:44:09豪樹「よし、チャージ完了だ。いくぞぉ、烈矢あ!!」
04/15 17:45:30烈矢「敬意を表して、最初の獲物は兄貴のZ−2にしてやるよ!」
04/15 17:48:51カルロ「ショーが始まるぜ…!」
04/15 17:55:08ミハエル「破壊と言う名の悲劇か、勝利と言う名の栄光か…」
04/15 17:56:23ブレット「確かなのは、それが分かるのは今走っているあいつらだけ、という事だな…。」
04/15 17:58:02ジュン「ううん、きっとそんなことわかってないわよ。でも一つだけ言えることは・・・」
04/15 18:02:10ブレット「何だ…?ミス・サガミ?」
04/15 18:06:02ジュン「烈達はミニ四レーサーとして真剣勝負をしてるってこと」
04/15 18:08:31カイ「そうです。誰が勝つかじゃない。自分は勝利を目指して走ってるんですから」
04/15 18:10:02「豪!!」
04/15 18:15:30「もうすぐだ烈兄貴!あと少しでマグナムがトップスピードに乗る!」
04/15 18:18:51豪樹「よし今だ、いくぞぉマックスストーム!!」
04/15 18:26:40烈矢「小賢しい真似したって無駄なんだよ!狩れ!Z−3!(プラズマ出力全開!)」
04/15 18:27:08「今だ、豪!!」
04/15 18:27:33「いっけええ、マグナム・トルネーードッ!!」
04/15 18:28:00ナレーション「マックスストームの中心へと狙いを定めたマグナムが突き進む」
04/15 18:28:26豪樹「エアロチューブの中は真空だ!マシンがばらばらになるぞ!!」
04/15 18:29:12「けっ、そんなことやってみなくちゃわかんねぇぜ!!」
04/15 18:29:44ナレーション「ソニックはZ−2のスリップストリームにぴたりとつける」
04/15 18:30:19豪樹「何!?」
04/15 18:31:08「大径タイヤによってストレートが伸びてるんだ」
04/15 18:34:05烈矢「勝つのは俺だ!俺1人で充分だ!どいつもこいつもつぶしてやるぜ!」
04/15 18:35:14ナレーション「マグナムは真空中を速度をあげてシャドウブレイカーへと迫る」
04/15 18:41:29「無茶だ豪くん!あのままじゃマグナムが!」
04/15 18:43:13烈矢「ふははは、やられてしまえ!!」
04/15 18:44:58ミナミ「せっかく仲良くしてたのに・・・・」
04/15 18:45:29「うおおお!いっけええ、マグナーム!!」
04/15 18:47:10ナレーション「プラズマがマグナムを包んで襲いかかる」
04/15 18:48:35リオン「真空とプラズマ…耐えきれないぞ!」
04/15 18:48:59烈矢「ふん、終わりだな・・・な、何!?」
04/15 18:49:40「そこだ、豪!!」
04/15 18:51:53ナレーション「旋回しながらプラズマ粒子を跳ね飛ばして突き進むマグナム。それはまさしくストームを切り裂くトルネードだった」
04/15 18:52:40「プラズマは電撃とは違う。だからこそトルネードが生きるんだ。」
04/15 18:53:56烈矢「ぐっ…何をしているZ−3!さっさと片付けろ!」
04/15 18:59:49「終わるのはお前だ!烈矢!」
04/15 19:02:07豪樹「そうとも!いつまでもこんなレースさせやしない!ここでケリをつける!」
04/15 19:05:09ナレーション「ついにシャドウブレイカーの前に出るマグナム。」
04/15 19:05:33豪樹「俺だって負けられない!かっとべマックスブレイカー!!」
04/15 19:08:03烈矢「父さん…俺に力を…力を貸してくれ!負けるなZ−3!」
04/15 19:35:51一文字博士「(コーホー)」
04/15 19:37:36「烈矢君、自分の力を信じるんだ!そして、マシンを!!」
04/15 19:39:06ミニ四ファイター「さあ、ついにマックスブレイカーもZ−3をオーバーテイク!!残すは高速コーナーだ!」
04/15 19:39:43「いっけえ、ソニックー!バスターフェニックスターンだ!!」
04/15 19:40:07ナレーション「フロントサスペンションにより前輪のメカニカルグリップを上げ、そこを軸に旋回するバスターソニック」
04/15 19:42:24ミニ四ファイター「なんとお、ここで一気にソニックがトップにおどり出る!!」
04/15 20:00:12「烈兄貴!!」
04/15 21:47:41「行くぜ!豪!」

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