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爆走兄弟レッツ&ゴー!!MIX 第百三十七巻
 <1998/11/25 01:34:18 〜 1998/11/28 04:54:05>


 爆走兄弟レッツ&ゴー!!MIXは、みなさまが作るドラマ! 最新のお話が読みたい方は、是非ご参加くださいね! Let's&Go(^^)!!

百三十六巻 百三十八巻


11/25 01:34:18「そう、あれは第二回WGPに出発する前のことだった...。」
11/25 01:35:06ナレーター「以下、烈の回想。」
11/25 03:40:16ゲスト「(改造>烈の父)いよいよ明日はアメリカへ出発だな。インターナショナル・スクールへの転校届はこれだから、忘れず土屋さんに渡しておくれ。」
11/25 03:46:04「ごめんね父さん、遊びで始めたはずのミニ四駆で 海外に行っちゃうなんて今でも僕は信じられないんだ。」
11/25 03:53:15ゲスト「(改造)普通の子供たちはただなんとなく進学して行く時期にお前は貴重な体験が出来るんだ。父さんはお前たちを誇りに思っているよ。」
11/25 04:02:00「でも僕は心配なんだ。何時の間にかチームリーダーに祭りあげられているのにレースでは それにふさわしい成績を上げられていないでしょ?第一回の決勝でもカルロ君にやられちゃったし、やっぱり豪がリーダーをやるべきじゃないかって思うんだ。」
11/25 04:09:35ゲスト「(改造)また お前は心配性だなぁ。ただ早いだけがリーダーの資質じゃないぞ、確かに豪は一人で走る分には凄いものがあるが、チームをまとめるってことは それだけじゃだめなんだよ。」
11/25 04:13:59「じゃあ何が必要なの?僕にもそれは有ると言うの?ねえ、父さん!」
11/25 04:21:23ゲスト「(改造)う〜ん、ちょっと説明しにくいが...そうだ、父さんたちでやってるレースがあるんだが、お前もそれに参加してみないか?大人だけのレースなんだが、きっとその答えが見つかると思うよ。」
11/25 04:27:37ナレーター「深夜の佐上模型店ガレージ」
11/25 04:32:29佐上のおっちゃん「やあ、星馬さん いらっしゃい...ん?今日は烈君も一緒かい?困るなあ、子供たちには内緒だって約束ですよ。」
11/25 04:37:32ゲスト「(改造)あははっ、ごめんごめん。でも烈なら口が硬いから大丈夫。今日はちょっとわけありでねぇ。烈にも参加させてやって欲しいんだ。」
11/25 04:42:54土屋博士「こんばんは烈君。私も出発前の最後のレースと思って来たんだが、君となら面白いレースができそうだね。」
11/25 04:47:30たまみ先生「あらっ?烈くん こんな深夜に悪い子ね、って うふふっ久しぶりにあなたと勝負できて先生うれしいわ。」
11/25 04:53:50大神博士「ふんっ!わしの所で作ったハリケーンソニックのどこが不満なんだ?このわしの手でお前のバスターソニックを倒してくれるぞ。」
11/25 04:58:14鉄心先生「こりゃっ!大神!子供相手に大人げないのう。」
11/25 05:02:43ミニ四ファイター「烈君、ここではマシンの改造は無制限だけど、コースも超テクニカルなんだ。君も参加するなら セッティングを変更したまえ。」
11/25 05:06:10「このコースならセッティング変更は不要だよ。それに僕はソニックを信じてるしね。」
11/25 05:20:00ミニ四ファイター「それではエントリーを確認します。佐上さん=マンタレイホームラン、星馬さん=ゴッドファーザースペシャル、烈くん=バスターソニック、土屋博士=サイクロンマグナムTRF,たまみ先生=レディーファイター26、先生頑張ってくださいね。」
11/25 05:24:27鉄心先生「な〜にを言うとるんじゃぁ!お前さんも参加するんじゃぞ。」
11/25 05:30:52ミニ四ファイター「てへへっそうでした。大神博士=プロトスティンガ−、鉄心先生=シャイニングスコ−ピオン、そして私がビートマグナム・ファイタースペシャルと以上で良いですか?」
11/25 05:33:44鉄心先生「うむっ、良かろう。」
11/25 05:37:34ミニ四ファイター「それではっ!土屋博士歓送無制限レース、レディ〜〜〜〜Go!」
11/25 09:32:13「いけぇ!ソニック!!」
11/25 09:40:02一馬「行くぞ、力!決めポーズだ!!」
11/25 13:24:42「え〜っ、ここでするの!?にいちゃん・・・(嫌だな〜)」
11/25 13:33:57「・・・なんできみたち、ここにいるの?」
11/25 14:35:56一馬「決めポーズの練習中に声が聞こえたから来てみたんだ。」
11/25 14:48:11ジュン「烈兄ちゃん。頑張って。」
11/25 14:56:40佐上のおっちゃん「ジュン。お前どうしてここに?」
11/25 15:17:17ジュン「そんなことよりもパパ!レースはとっくに始まってるのよっ!ほら、烈兄ちゃんはもうあんなに先に行っちゃってるじゃない!パパも頑張って!!」
11/25 15:52:32チイコ「烈様ー」
11/25 16:16:11「チ、チイコちゃんまで・・・(せっかく、まともなレースが出来ると思ったのに・・・)」
11/25 16:32:12藤吉「チイコ!!実の兄を差し置いて(怒)」
11/25 17:24:09チイコ「お兄さまは関係ありませんわよ〜・・」
11/25 17:28:09「と、とりあえずレースに集中、集中。」
11/25 17:30:34藤吉「チイコ、烈くんのことを思うのなら、今は静かにレースを見守るでげすよ。」
11/25 17:33:46ミハエル「クンクン・・・なんか、焦げ臭くない?」
11/25 17:36:18「うわあああっっ!!火事だあっ!」
11/25 17:38:04リョウ「放火か?!」
11/25 19:17:36マリナ「な、なんで私を見るの!?」
11/25 22:31:37鉄心先生「こんな火事ぐらいで騒ぎおって。わしが消しといてやろう(じょー・・・)」
11/25 22:32:21ナレーター「秘密の液体で火は消えた・・・(^^;)」
11/25 22:33:55チイコ「いやーん、ですわ!」
11/25 22:35:19ミニ四ファイター「さあ、先頭を行くのはビートマグナムファイタースペシャル! さすが僕が作ったマシン! ぐんぐん他を引き離す!」
11/25 22:37:12佐上のおっちゃん「うーん・・・やはりジュンが作ったマンタレイホームランではなぁ・・・」
11/25 22:38:00ジュン「何よパパ! 私のセッティングにケチつける気!?」
11/25 22:39:04佐上のおっちゃん「ははは、ごめんごめん。でもほらジュン、ここはこうしたほうがいいぞ」
11/25 22:39:29ジュン「あっ、そうか!」
11/25 22:41:11ミニ四ファイター「佐上親子はここでマシンを止めてセッティングのやり直しだ! これぞミニ四駆が結ぶ親子のきずなだ〜!」
11/25 22:42:41「(ジュンちゃん、うれしそうだなー)」
11/25 22:47:08たまみ先生「娘さんが作ったマシンでレースに出るなんてステキだわー(^^)」
11/25 23:21:31「どんどん行くぜー!いっけー!」
11/25 23:29:56藤吉「豪君は誰を応援してるんでげすか?やっぱりビートマグナムのファイターでげすか?」
11/25 23:33:26「何言ってんだ、父ちゃんに決まってんだろ!いっけ〜ゴッドファーザースペシャル!!」
11/25 23:36:53「なんか何時の間にかギャラリーが増えてるなあ。」
11/26 00:18:20土屋博士「気にしないでくれたまえ。今は君のレースに集中するんだ。」
11/26 01:14:44大神博士「どうした小僧、お前のニューマシンはその程度か?」
11/26 02:47:48「全然追いつけないや。やっぱり大人相手は難しいのかなぁ。」
11/26 03:50:48土屋博士「大丈夫だ!」
11/26 05:59:47ゲスト「(改造)さあ、私と勝負だ。父さんのマシンも半端なチュ−ンじゃないけど、お前ならついて来れるはずだ。」
11/26 06:09:17ミニ四ファイター「現在トップはビートマグナムファイタースペシャル!2位プロトスティンガ−、3位サイクロンマグナムTRF...おやっ?星馬親子が追い上げてきたぞぉ!現在4位の鉄心先生の後ろについたぁっ!」
11/26 06:17:30鉄心先生「ふおっふおっふおっ そろそろあれを出すかのう シャイニングスコ−ピオン、フルパワーじゃぁ!」
11/26 06:28:08ゲスト「(改造)ああっ!鉄心先生 本気出すと早いですねえ。どうだい、烈、レースは苦しいかな?」
11/26 06:33:07「そんなこと無いよ。それよりも僕は父さんと走れる事が何だか嬉しいんだ。」
11/26 06:41:42ゲスト「そうだね、父さんも楽しいよ。今までのお前は勝利のためにレースを楽しめなかったんじゃないかな?でも 全てのレースが勝つ事だけが目的では無いんだよ。WGPでの烈はずいぶん辛かったかな?」
11/26 06:49:36「うん、だけどミハエル君やブレット君達 大勢の友達ができたから それはそれで楽しかったよ。」
11/26 07:05:44ゲスト「(改造)ピンポ〜ン!それでこそ私の息子だ。レースの基本は皆で楽しむ事、勝利は結果に過ぎないんだ。それを知ってるだけでもリーダーの条件は満たしていると父さんは思う。それに加えてお前にはもう一つ資質がある。何だかわかるかな?」
11/26 07:07:05「えっ?それってもしかして...」
11/26 07:13:32ゲスト「(改造)それは思いやりさ。烈、本当は父さんに合わせて走ってただろ、我慢しなくてもいいから 思いっきりバスターを走らせてあげなさい。」
11/26 08:09:50「えへへっばれた?じゃあいくよ父さん!」
11/26 09:28:44「カッ飛べ!烈兄貴ーっ!!!父ちゃんもだぞー!!!」
11/26 14:24:24「いっけ〜!!ソニック〜〜!!!」
11/26 16:25:30ゲスト「(」
11/26 16:52:40鉄心先生「まだまだ若いもんには負けんわい!勝負じゃ、烈くん!!」
11/26 17:25:47「はい!鉄心先生!!」
11/26 19:21:24鉄心先生「わしはこのヒミツの新マシンで勝負するぞい」
11/26 23:10:07「なんですかそれ?」
11/26 23:25:51土屋博士「ああっ、そのマシンは!」
11/26 23:49:56リョウ「トライダガ−ZMC!」
11/26 23:54:32鉄心先生「むふふふ、ちょっと手慰みにのう。 もう一台作っておいたんじゃぁ。 そりゃっ!壁走りじゃぁ!」
11/26 23:58:05ナレーター「しかしテクニカルコースに不向きなトライダガ−は あっと言う間にコースアウトしてしまった。」
11/27 00:02:38鉄心先生「ふぉっふぉっふぉっ、まだまだ熟成不足じゃったかのう。」
11/27 00:07:52ミニ四ファイター「鉄心先生コースアウト〜〜〜! これで烈君は4位に上がったぁ!」
11/27 05:49:03大神博士「ふっ、今度はわしの番と言うことか。よしっ、わざと抜かさせて後ろから...」
11/27 05:56:37ゲスト「(改造)おっと、やらせませんよ大神博士。ゴッドファーザースペシャル、バスターソニックの後ろに付けなさい!」
11/27 06:11:48大神博士「くっくっくっ、邪魔をするなら二台まとめて殺らせて頂くまでの事だ。プロトスティンガ−、ニードルアタック!」
11/27 06:15:14ゲスト「(改造)ゴッドファーザースペシャル、スピンターンだ!」
11/27 06:16:10「とっ、父さん?」
11/27 06:21:43ミニ四ファイター「回転するゴッドファーザースペシャルのリヤフェンダーがプロトスティンガ−のニードルを折り飛ばしたぁっ!」
11/27 06:23:01大神博士「しまった、重量バランスが・・・・」
11/27 06:29:24「凄いテクニックだよ父さん!本当は実力を隠していたのは父さんの方じゃ...」
11/27 06:32:57ゲスト「(改造)はははっ、まさかね。まぐれだよ 烈。さあ、ラストスパートだ!」
11/27 06:42:39ミニ四ファイター「大神博士スローダウン!これで1位ビートマグナムファイタースペシャル、2位サイクロンマグナムTRF、3位バスターソニックとなったぁっ!ゴールはもうすぐ 逃げきれファイタースペシャル!」
11/27 06:47:24土屋博士「よしっ!ここでマグナムトルネ−ドだ!」
11/27 06:50:14「バスターフェニックスターン!」
11/27 14:39:06マリナ「頑張ってー!パパーっ!!!」
11/27 16:58:22大神博士「くっくっくまだ終わりではないぞ。私の力はこんなものではないのだ!どうやら最終兵器を出す時が来たようだな・・。」
11/27 17:36:22鉄心先生「こりゃっ!大神、大人げ無いと言うとるのに お前さんも判らんやつじゃのう。(ヘッドロック)」
11/27 18:44:21大神博士「ぐはっ、歯が、歯が折れたあ〜っ!」
11/27 19:22:44マリナ「頑張って!」
11/27 23:42:52大神博士「くっ...これごときであきらめてなるものか...。」
11/27 23:59:37マリナ「パパー!ファイトよ!」
11/28 00:24:19ミニ四ファイター「ここでゴーーーールっ! 一位ビートマグナムファイタースペシャル!2位バスターソニック!3位ゴッドファーザースペシャル! ...ふうっ危なかったなぁ。」
11/28 00:36:08土屋博士「うむむっ、豪君のマグナムトルネードを理論では うまく真似出来る筈だったのだが、やっぱりタイミングが難しいですなぁ。(笑)」
11/28 00:39:00「父さん凄いね、僕も危うく置いていかれる所だったよ。」
11/28 00:43:43ゲスト「(改造)いやぁ、烈のスリップストリームに着いて行くのがやっとだったよ。流石はGPレーサーだね。」
11/28 00:50:48大神博士「ふんっ!フェニックスターンか...いつの日にか わしの最終兵器にこそ その名前を冠して 不死鳥のごとく世界のレースを席捲してみせようぞ! 覚えておけ、その名はフェニックス・スティンガーだ!」
11/28 01:28:24鉄心先生「本当にお前さんは変わらんのう。」
11/28 04:28:09ゲスト「(改造)烈、そろそろお別れだ。」
11/28 04:28:41「父さん?」
11/28 04:36:38ゲスト「(改造)私はお前の記憶を元に再構成された立体映像に過ぎない。今の私の姿は多分にお前の願望が産み出した物だ。あの日のレース結果にしても本当は...」
11/28 04:43:02「でも、楽しかったのは事実だよ。結果が全てじゃないって教えてくれたのも父さんだしね。やっぱりあの日のレースが最高に面白かったなぁ。」
11/28 04:54:05ゲスト「(改造)ふふふ、ありがとう 烈。本物のお父さんに貴方の息子は最高だと伝えておくれ...(ぼんやりと透けて消えて行く)」

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目覚めよ烈矢!



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