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爆走兄弟レッツ&ゴー!!MIX 第二百三十七巻
 <1999/10/12 15:46:44 〜 1999/10/12 21:15:36>


 爆走兄弟レッツ&ゴー!!MIXは、みなさまが作るドラマ! 最新のお話が読みたい方は、是非ご参加くださいね! Let's&Go(^^)!!

二百三十六巻 二百三十八巻


10/12 15:46:44リオン「あっちいけー!」
10/12 15:47:32ゲスト「(WGPレディ)どしたの?リオンくん?」
10/12 15:47:45「ほら、やっぱり、良くないよ、僕たちあっちでレースしよ?」
10/12 15:48:06烈矢「一体何時になったら家に帰れるんだ?」
10/12 15:48:34リオン「かえってくれー!」
10/12 15:49:01「帰る帰る(^o^;)」
10/12 15:49:20豪樹「そういや、製作所がゴールだったんだよなあ?」
10/12 15:49:51リョウ「どう見ても、反対方向向かってるぞ、俺達」
10/12 15:50:04豪樹「え、そうなの?」
10/12 15:50:48「告っとけよー!」
10/12 15:51:12リオン「いいとこだからだまってろ!」
10/12 15:51:43ミハエル「幸せそうだね・・。」
10/12 15:52:27ゲスト「(エターナルレディ)あたしも彼氏ほしい・・。」
10/12 15:52:46藤吉「むりでげす。」
10/12 15:53:12ジョー「リョウ・・。」
10/12 15:53:26リョウ「どした?」
10/12 15:54:01ジョー「あのとき、たすけてくれてありがとう・・・。」
10/12 15:54:28リョウ「いっ、いきなりなにを・・・。」
10/12 15:54:57「もっかいみにいこ。」
10/12 15:55:15烈矢「野次馬。」
10/12 15:55:43「いきたいひとー!」
10/12 15:56:03「はーいはいはいはいはーい!」
10/12 15:56:20「(いきたい・・。)」
10/12 15:56:37カルロ「いくぞ。」
10/12 15:57:09ブレット「烈ううううっ!」
10/12 15:58:01二郎丸「やっじうっまやっじうっまたのしーなー」
10/12 15:58:21リョウ「・・・次郎丸・・・。」
10/12 15:58:51ミハエル「いくよ!」
10/12 16:00:00カイ「人のスキャンダルってどーしてたのしいんでしょうか・・。」
10/12 16:01:03ナレーター「リオンはWGPレディーと楽しそうに話しをしていた。」
10/12 16:01:32「ごう、8ミリビデオ!」
10/12 16:02:13豪樹「烈矢、テープレコーダー!」
10/12 16:02:49リオン「・・!人の気配が・・!」
10/12 16:03:13「やべっ!」
10/12 16:04:02ゲスト「(WGPレディ)あれー、みんなどーしたの?」
10/12 16:04:34リオン「なんでくるんだよ?」
10/12 16:04:56「ちっ!」
10/12 16:05:14リオン「・・・いくぞ・・・。」
10/12 16:05:41ミニ四ファイター「海岸に逃げた―っ!」
10/12 16:06:05ゲスト「(」
10/12 16:06:42リョウ「エターナルレディは無視された。」
10/12 16:07:35ゲスト「(WGPレディ)リオンくん、どうしたの?」
10/12 16:07:47リオン「・・・」
10/12 16:08:21リョウ「次郎丸、小型マイク!」
10/12 16:08:41「いいぞー・・>」
10/12 16:09:10烈矢「野次馬も楽しいな・・。」
10/12 16:09:57リオン「・・・好きだ・・・」
10/12 16:10:25「烈兄貴、録画したか?」
10/12 16:10:44「ばっちり・・。」
10/12 16:11:04豪樹「録音完了。」
10/12 16:17:06ナレーター「WGPレディーはうなずいた。」
10/12 16:17:25「録画・・・」
10/12 16:17:41「した!」
10/12 16:18:16豪樹「ちっ、盲点だったな・・・。」
10/12 16:19:04ミハエル「人の恋路を邪魔したらだめ。」」
10/12 16:19:39リオン「あ、そこなにしてる?!」
10/12 16:19:55「ぎく!」
10/12 16:20:35ナレーター「リオンはビデオをとりあげた。」
10/12 16:21:03リオン「これはなにかな・・?」
10/12 16:21:21「あはははははは・・。」
10/12 16:22:20リオン「ボツ!(ビデオをガンブラスターで破壊)」
10/12 16:23:17ゲスト「(エターナルレディ)姉貴の恋路を邪魔するやつは・・・。」
10/12 16:23:33烈矢「げっ!」
10/12 16:24:19ゲスト「(エターナルレディ)あたしに蹴られてしんじまえーっ!」
10/12 16:30:01ナレーター「(BGM;」
10/12 16:30:27ミニ四ファイター「(BGM;どかすかばき)」
10/12 16:31:05ゲスト「(野次馬一同)うわああああああああっ!」
10/12 16:32:20ナレーター「あとには豪樹とリョウののこしたテープがあった。」
10/12 16:35:28リオン「ったく油断もスキもねーな・・。」
10/12 16:35:55ミニ四ファイター「MIXは・・・。」
10/12 16:36:53「いいなあ,リオンくん・・。(ぼくもジュンと・・。)」
10/12 16:37:37ゲスト「(エターナルレディ)あたしも、コギャルやーめよ。」
10/12 16:38:56「そのほうがいいかもしれねーぜ。実際、エタウィンではいいやつだったよ。」
10/12 16:39:34ゲスト「(エターナルレディ)そうね・・。」
10/12 16:40:22ナレーター「エターナルレディーの笑顔はかわいかった。」
10/12 16:47:31「それが一体どこをどう間違えたら、こんなのに……」
10/12 16:49:04「うんうん」
10/12 16:49:38ゲスト「(エターナルレディー)がーん、烈さまにまで〜」
10/12 16:50:39リョウ「しかし、何でリオンとWGP」
10/12 16:52:21ゲスト「(つづきだすm(-_-)m)レディーが? あの二人、映画は勿論ゲームでも見たことすらないんだぞ?」
10/12 16:54:57「ある意味、ここまで強引になれるって、凄いことだと思うよ」
10/12 16:56:02烈矢「腹減った……」
10/12 16:56:56豪樹「ある意味、お前のその食に対する強引さも凄いことだと思うよ……」
10/12 16:58:29烈矢「言っただろ? 俺は常に自然体だって。あ〜、このままじゃ、GEN製作所にたどり着く前に死ぬ〜」
10/12 17:00:18豪樹「そういうわりには、なかなか死なないじゃないか。で、リョウ、GEN製作所はどっちなんだ?」
10/12 17:00:37烈矢「あっち?」
10/12 17:00:58豪樹「いやそっちだろ?」
10/12 17:01:51リョウ「二人とも、全然違うぞ。さっきこっちから走ってきたんだから、戻ればいいに決まっているだろう」
10/12 17:02:39豪樹「だって、俺達、もと来た道を戻ろうとして、戻れた試し無いもん」
10/12 17:03:14「そうなんですか? そうなんです〜。なんちゃって♪」
10/12 17:03:40「リーダーやめたい……」
10/12 17:04:28藤吉「だめでげす」
10/12 17:05:03「やっぱり?」
10/12 17:07:54「他の人には務まらないからね……。さ、早くレースしよ? 烈矢君も死にそうだし」
10/12 17:09:31「J、おまえ、腹の減ってる人間に、いくら石をぶつけたってダメなんだゾ……」
10/12 17:10:37「そうなんだ〜(ちょっとがっかり)」
10/12 17:11:33ミニ四ファイター「さあ、みんな、準備はいいかな? レースを再開するぞ!」
10/12 17:12:07サユリ「早くしないと、日が暮れちゃうわよ〜!」
10/12 17:13:21「いつでもいいぜ!」
10/12 17:13:57「秋の日は釣瓶落としと言うからね。急ごう」
10/12 17:14:56ミニ四ファイター「ご忠告ありがとう、烈君。それでは、レース再開! Ready Go〜!」
10/12 17:16:05烈矢「いっけ〜! ナックルブレイカー!(腹減った腹減った腹減った)」
10/12 17:16:44ミニ四ファイター「烈矢君、見事なロケットスタート! しかし、道順が分かっているのか!?」
10/12 17:17:35リョウ「仕方ない、俺が先導しよう。いけ! ライジングトリガー! 烈矢を押さえ込むんだ!」
10/12 17:18:08烈矢「ふん! 一番最初に夕飯を食べるのは俺だ!」
10/12 17:18:46豪樹「あ……。今日の飯当番、俺……」
10/12 17:20:06烈矢「なにいいいいい!? ってこと歯、兄貴が帰って飯をつくんないと、いつまでたっても食べるものがないってことかああああ!!」
10/12 17:20:50豪樹「お前が帰ってすぐに飯にありける、いい方法があるぞ」
10/12 17:21:50烈矢「兄貴に一着を譲る……なんてのは、真っ平ごめんだぜ?」
10/12 17:22:38豪樹「……遠慮すんなって、な、烈矢?」
10/12 17:23:52ミナミ「豪樹が、先に帰っちゃえばいいのよ。ど〜せ、このレースだって脱線だらけになるんだし?」
10/12 17:24:13烈矢「そんなこと、俺が許さないぞ!」
10/12 17:24:50ジュン「レースが脱線するのを? それとも、豪樹君が先に帰ること?」
10/12 17:25:18烈矢「どっちもだ! 兄貴は、俺が倒す!」
10/12 17:26:42豪樹「けっ。お前が俺を倒すなんて、100万年早いぜ!」
10/12 17:27:35ミナミ「あんた達って、本当に進歩無いわね」
10/12 17:28:57「進歩って言うのは、見えないところから始まっているものなんだよミナミちゃん。ああ、漸くもとの場所に戻ってきたね」
10/12 17:29:31「ここからが、本番だ!」
10/12 17:30:49藤吉「でげす!」
10/12 17:32:10烈矢「ちっ……。流石に、あっさりとは勝たせて貰えないか……」
10/12 17:32:45豪樹「で、どっち行ったらいいんだ〜??」
10/12 17:34:21サユリ「あたしに任せて! 実況ついでに先導してあげるわ! さあ、順位はスタートと変わらず烈矢君のナックルブレイカー! しかし、2位のリョウ君も虎視眈々とトップの座を狙っている!」
10/12 17:35:11豪樹「3位俺! サユリさん、俺のことも言ってよ〜!」
10/12 17:36:22サユリ「はいはい。3位は豪樹君マックスブレイカー! ああ! 駄目よ烈矢君そこを曲がったら!」
10/12 17:36:46烈矢「え!? あれ、また海……」
10/12 17:37:03リョウ「そこだ!」
10/12 17:37:42烈矢「なに!? 抜き返せナックルブレイカー!」
10/12 17:39:06豪樹「おっと、そうはいかないぜ! マックスストーム!」
10/12 17:40:10サユリ「これはうまい豪樹君、ライジングトリガーを壁にして、一気にマックスストーム! トップに立った!」
10/12 17:40:48リョウ「豪樹、腕を上げたな!」
10/12 17:41:19豪樹「当然! 俺は、世界一のレーサーなんだぜ!?」
10/12 17:42:10烈矢「兄貴、トップってのは、取った後が大事なんだぜ? 」
10/12 17:43:34「まだまだ、先は長いしね!」
10/12 17:45:12ブレット「知らないのか? けつからまくるのが、一番かっこいい勝ち方なんだぜ?」
10/12 17:46:06ゲスト「(シュミット)そのまま終わったら、これ以上みっともない負け方もないけどな」
10/12 17:47:03ミハエル「抜かれるのも嫌だけどね……」
10/12 17:48:38「カルロ君、後ろにいるね」
10/12 17:51:11「まあいいさ。今回の奴のレースプランがどういうものなのか、俺にはわかんねえけどさ、俺達は、俺達のやり方でレースするだけのことさ!」
10/12 17:52:41藤吉「で、豪君はいつものかっとびぶっとび」
10/12 17:52:57「いいじゃんよ〜」
10/12 17:53:32「豪君だって、他にやり方があれば、ねえ……」
10/12 17:54:29「かっとべマグナム〜!(聞いてない)」
10/12 17:55:31「まあ、あれ以上のことを、豪に期待するのはやめよう。僕たちが、僕たちの走りをすればいいって言うのは、本当なんだから」
10/12 17:56:49マリナ「行くよ! フェニックススティンガー!」
10/12 17:58:41ミニ四ファイター「ここで、マリナ君のフェニックススティンガーが上がってきたあ! これは、凄い。牛蒡抜きだ!」
10/12 17:59:17豪樹「ひとし、遂に捨てられたか……(ToT)」
10/12 18:00:12ひとし「待ってくれえええ! がんばれ、ビクトリーチャンプ! 根性だ〜!」
10/12 18:00:37豪樹「よくやるよなあ……」
10/12 18:01:07烈矢「なあ、兄貴?」
10/12 18:01:34豪樹「げっ、お前、何時の間に鷹羽リョウをパスしたんだ!?」
10/12 18:03:02烈矢「次は兄貴さ! ……ところでさ、兄貴? ネロの奴は、神様に会いたくてレースしてたんだよな?」
10/12 18:03:39豪樹「あ? うん。何かそんなこと言ってたなあ?」
10/12 18:03:58烈矢「会えたのかな?」
10/12 18:04:52豪樹「さあなあ。でも、神様ってあ〜ゆ〜ところにいるもんなの?」
10/12 18:05:37烈矢「うん。」
10/12 18:06:34豪樹「大体、お前の言いたいこと分かった。ただ、一言言わせて貰えれば、ひとしにそんな自覚は全くないぞ」
10/12 18:07:23烈矢「結構簡単な方法だと思うんだけどなあ」
10/12 18:11:53豪樹「俺、ネロがひとしみたいになったら、首吊るから。考えても見ろよ、あれが2倍になるんだぞ!」
10/12 18:12:34烈矢「それは、確かにぞっとしない……」
10/12 18:14:13リョウ「豪樹! 烈矢! 兄弟仲がいいのは大いに結構だが、少しはこっちも気にかけてもらいたいもんだな!」
10/12 18:14:57烈矢「だっ、誰の仲がいいって〜!!」
10/12 18:15:16マリナ「お前ら」
10/12 18:16:07豪樹「うっ、マリコ……」
10/12 18:16:34マリナ「あたしは、マリナ!」
10/12 18:17:32ミナミ「進歩なし……」
10/12 18:18:00豪樹「ミナミまで上がってきたのか!?」
10/12 18:19:01烈矢「さすがは父さんの作ったマシン……。おい、マリナ、お前いいのか? ひとしのこと放ったらかして」
10/12 18:19:40マリナ「ひとしが先に行けって言ったの」
10/12 18:20:15ミナミ「「俺は独りでも、立派に走ってみせる〜!」だって♪」
10/12 18:20:46マリナ「伝言「一文字兄弟、首を洗って待っていろ!」」
10/12 18:21:11豪樹「ばかばかし〜。」
10/12 18:22:05烈矢「あ、俺、昨日風呂は入ってない」
10/12 18:22:33豪樹「布団部屋だったしな」
10/12 18:23:07ミナミ「きゃ〜! ふけつ〜!!」
10/12 18:23:40豪樹「帰りに、松ノ湯にでも寄ってくか。」
10/12 18:24:31烈矢「いいな、それ。あそこならツケもきくしな」
10/12 18:25:44「伝言その2「その代金は俺の小遣いから引かれてるんだぞ〜!」」
10/12 18:26:44豪樹「烈矢、お前下がれ。俺から伝言「言いたいことがあるんだったら面と向かって言ってみろ!」」
10/12 18:27:29烈矢「兄貴こそ、自分が下がって直接言ってやればいいだろ!」
10/12 18:28:49リョウ「2人とも、下がったって構わないんだぞ? ゆけ! ライジングトリガー!」
10/12 18:29:59「甘い! 」
10/12 18:31:01サユリ「ここで、来た〜! 大本命バスターソニックが華麗なコーナーリングで上位3台を抜いて、今、トップに!」
10/12 18:32:06豪樹「ちくそ〜! やられた〜! 真の大本命の筈の俺が〜!」
10/12 18:33:11ブレット「レースは、穴が勝つから面白いんだぜ、大本命様!」
10/12 18:33:43ミハエル「あはは! 穴って認識はあるんだ〜。僕にはないよ♪」
10/12 18:34:58「え!? 大本命って俺だろ?」
10/12 18:35:37豪樹「だから、俺だってば!」
10/12 18:36:52藤吉「大本命も大穴も、単なる予想に過ぎないんでげすよ……」
10/12 18:38:30マリナ「そういうことだ! パパのマシンが今日も最高だって事を証明してあげるわ!」
10/12 18:39:55烈矢「こればかりはマリナが相手でも譲れない! 最高なのは、父さんが作って、俺がセッティングしたこのナックルブレイカーだ!」
10/12 18:41:10ミナミ「あら、小父さんは、このZ-0が一番だよって言ってたわよ?」
10/12 18:42:26豪樹「なあにいい!? 俺のブレイジングマックスじゃないのかあ!? 俺には、新製品が一番早いって言ってたくせに〜!!」
10/12 18:44:05烈矢「ふ……。父さん、気を使ったんだな……。そんなことを言って、ここで俺が勝っちまったら、余計に傷つくのに……」
10/12 18:45:14ミナミ「この、自意識過剰! いいわ! 豪樹、烈矢、このレースで小父さんが誰に本当のことを言ったのか勝負よ!」
10/12 18:47:07豪樹「おう!」
10/12 18:48:20烈矢「まあ、2人がそう言うのなら、俺は構わない。ただ、負けたからって父さんに泣きつくなよ!」
10/12 18:49:15豪樹「それは、こっちのセリフだぜ!」
10/12 18:50:15「ふ〜、口は災いの元だね。僕も気を付けようっと」
10/12 18:50:54マリナ「それ以外にも、気を付けることはあるんじゃないの?」
10/12 18:52:08「勿論! 僕だって負けるつもりはないよ!(不敵な笑み)」
10/12 18:55:26リョウ「同じく!」
10/12 18:56:31サユリ「ここで、新たな上位3台バスターソニック、ライジングトリガー、フェニックススティンガーが熱いデッドヒート!」
10/12 18:57:31豪樹「うへ、俺いつの間にか6位にまで落ちてんのか! 烈矢はともかく、ミナミがこんなに速いなんて……」
10/12 18:58:26烈矢「父さん……、まさか!?」
10/12 18:59:33ミナミ「おほほほほほほほほ〜!」
10/12 19:00:39烈矢「いや、父さんに限ってそんな、俺に嘘をついたりするはずがない! だよな、ナックルブレイカー!」
10/12 19:01:48豪樹「そ、そうだ。子供の俺が信じなくて、誰が父さんのことを信じるって言うんだ! 行くぞ、マックス!」
10/12 19:04:35「まあ、あのおっさんが誰に本当のことを言ったのかは俺には関係ねえけど、ちょっと道を空けてくれないか? マグナムが先に行きたがって五月蝿いんだ」
10/12 19:05:19ミナミ「誰がどくもんですか!」
10/12 19:06:31「へっ! お前らのへなちょこブロックなんか!」
10/12 19:06:57豪樹「烈矢!」
10/12 19:07:14烈矢「分かった!」
10/12 19:08:15ナレーター「烈矢と豪樹は息のあったコンピプレイで豪のライトニングマグナムを手堅くブロック! が……」
10/12 19:08:54藤吉「ラ〜イトニングドリフトでげすうう!」
10/12 19:09:09豪樹「なに!?」
10/12 19:09:32烈矢「しまった!」
10/12 19:10:15「いいぞ、藤吉!」
10/12 19:10:53「僕たちも行こう、エヴォリューション!」
10/12 19:12:17ミニ四ファイター「出たあ! ビクとリースまさにこれぞ究極のチームワーク! フリーフォーメーションが炸裂だ!」
10/12 19:14:06サユリ「といっても、3人だけだけど♪ ファイター様、トップの中継は私が担当しますから、ファイター様は、ほら、勝負とはちょ〜っと関係なくてもいいレーサーのこと、面倒みてあげてくださいな」
10/12 19:14:32ミニ四ファイター「やだ」
10/12 19:20:09サユリ「・・・・・・・・・」
10/12 19:24:21二郎丸「大人げないだすな……」
10/12 19:28:04「サユリさん!」
10/12 19:28:24サユリ「ファイターレディ!」
10/12 19:28:55「は、はいファイターレディ。あの、次の交差点は……」
10/12 19:29:42サユリ「ファイター様、烈君も、ああ言ってますし、私、行きますわ!」
10/12 19:30:15ミニ四ファイター「そ、そんな、烈君……」
10/12 19:32:52「ごめんね、ファイター。やっぱりかわいい女のこの方が、僕もうれしいし!」
10/12 19:33:32「烈兄貴って年上が趣味!?」
10/12 19:33:51「しかも、かなり……」
10/12 19:34:21チイコ「烈さま〜。そればかりは私にも無理ですわ〜」
10/12 19:34:47ひとし「お前、ここからじゃ届かないぞ?」
10/12 19:35:10チイコ「れ・つ・さ・ま〜!」
10/12 19:35:51「チ、チイコちゃん!」
10/12 19:37:13ミニ四ファイター「こ、これが愛の力か!? 一瞬にしてフラワーアックスが上位に食い込んできたぞ!」
10/12 19:37:33「ファイターごと……」
10/12 19:38:07二郎丸「ファイター! おらの実況もして欲しいだすう!」
10/12 19:38:50ミニ四ファイター「わ、分かった分かった。あれ、チイコちゃん、いつの間にかまたあんな後ろに……?」
10/12 19:39:14「瞬間移動?」
10/12 19:39:40「愛って凄いんだね(^o^)」
10/12 19:40:02藤吉「一瞬でげしたが;」
10/12 19:40:49サユリ「さあ、みんな! 次の交差点曲がるわよ! ついて来て!」
10/12 19:41:24「やっぱり単車のサユリさんにして良かったよ」
10/12 19:41:53リョウ「ファイターは、徒歩だからな」
10/12 19:43:54「そうだね。それに、かわいくもないし・・・」
10/12 19:46:18「可愛いファイターなんて俺、やだよ……」
10/12 19:47:38ミニ四ファイター「ううっ。こんなに必死に走っているのに……」
10/12 19:48:57ひとし「ファイターってさあ、免許ないの?」
10/12 19:49:41土屋博士「え? 時々私の車の運転手を務めてくれたこともあったが……?」
10/12 19:50:24二郎丸「じゃあ、何で乗らないんだすか?」
10/12 19:52:02ミニ四ファイター「……お金無いから」
10/12 19:52:32ひとし「え? 聞こえなかったぞ?」
10/12 19:54:29ミニ四ファイター「お金無いから!! 今のご時世、どこも緊縮財政なんだよ〜。そこで、僕に車買って下さいなんて言えるわけないじゃないか? サユリ君の単車だって自費で買ったんだよ〜。」
10/12 19:55:19ひとし「バイトのサユリさんにも劣る給料なのか、ファイターって……」
10/12 19:55:45土屋博士「身につまされる話だ……」
10/12 19:56:49チイコ「よろしければ、私が用意してさしあげても構わないですわよ?」
10/12 19:58:17ミニ四ファイター「・・・・・・・」
10/12 19:58:51二郎丸「ま、迷うのも無理ないだす」
10/12 19:59:26ミニ四ファイター「さあ、ここで上位陣はどうなっているのかな!? サユリくーん!」
10/12 19:59:44二郎丸「逃げただすな」
10/12 20:02:28サユリ「はーいファイター様、こちら、あなたのサ・ユ・リ(はーと)。上位はまさに混戦! 只今1位は変わらず烈君バスターソニック! 2位はさっきからのコーナー主体のコースで藤吉君スピンヴァイパーよ!」
10/12 20:03:34「くっそー! 公道レースなのに、何でこんなぐにゃぐにゃしたとこ走んなくちゃいけないんだよ〜!」
10/12 20:04:25「公道だからこそ、こうして思いもかけない障害があって楽しいんじゃないか! 行け!バスターソニック!」
10/12 20:07:02藤吉「抜くでげす! スピンヴァイパー!」
10/12 20:12:35ミナミ「うふふ、コーナーリング性能はこのZ-0の方がいいみたいね! そんなのろのろ走ってると、抜いちゃうわよ!」
10/12 20:13:49豪樹「Z-0は、コーナーマシンか!? けど、ここで引き離されるわけには行かない!」
10/12 20:16:54烈矢「信じてるぞ、ナックルブレイカー!」
10/12 20:18:16ミナミ「信頼は、裏切るためにあるものなのよ! 烈矢もこれを機に自立することね!」
10/12 20:18:41「ミナミちゃん、鬼……」
10/12 20:19:39烈矢「ほざけっ!」
10/12 20:22:46藤吉「でも、都内にこんな裏道が残っているなんて、知らなかったでげすなあ」
10/12 20:23:17豪樹「俺達はしょっちゅう通ってるぞ?」
10/12 20:23:55ミナミ「それで、迷子になるって言うのがお約束なのよね〜」
10/12 20:24:35「ばか」
10/12 20:25:28豪樹「う……」
10/12 20:26:09「気に寸なよ、豪樹。別に悪気があって言っている訳じゃねえんだよこいつの場合。」
10/12 20:26:51藤吉「それだけに……でげすがねえ。」
10/12 20:27:48「まあなあ。」
10/12 20:28:38「ばいばーい(はあと)」
10/12 20:29:40豪樹「おいて行くなああ!」
10/12 20:30:20烈矢「大体、兄貴がいつも遅れるからいけないんだぞ! それで近道しようって……」
10/12 20:30:51二郎丸「さいならだすー」
10/12 20:31:08リョウ「二郎丸、上がってきたか!」
10/12 20:31:38二郎丸「あんちゃん、おらだって、ビクトリーズの一員だすよ!」
10/12 20:31:59リョウ「そうだな!」
10/12 20:32:37サユリ「ここでリョウ君と二郎丸君がフォーメーション走行に入った!」
10/12 20:33:06「烈兄貴〜! 俺も、俺も〜!!」
10/12 20:33:57「ムリだよ!」
10/12 20:35:02リョウ「性能がちがいすぎる!」
10/12 20:36:19「とかいって、ばーい!」
10/12 20:37:31二郎丸「ああっ!ズルいだすううー!」
10/12 20:40:29「ふっ!あまいね・・・フェイントってやつよ!」
10/12 20:42:27リョウ「なるほど!」
10/12 20:44:10「納得するんだ?(単純かな?)」
10/12 20:45:57二郎丸「なんか言っただすか?(怒)」
10/12 20:47:14「べーつにっ(ふふふ)」
10/12 20:52:04「(ははっ。ほっとこーっと)いっけーソニック!」
10/12 21:04:12「あーー待てよ烈兄貴ーーー!!いっけ〜マグナムーー!」
10/12 21:15:36「コースアウトするよ?こんなとこでとばしたら。うふっうふふっ!」

二百三十六巻 二百三十八巻

爆走兄弟レッツ&ゴー!!MIX
GoGo烈兄貴!
目覚めよ烈矢!



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